QRコード
QRCODE
 › 取締に捧げる 旧駄菓子屋さんメモ

  

2013年04月10日

2013年 三熊野神社大祭 足跡

2013/4/5().6().7(

ここ横須賀では、
今年も、遠州最初の大祭でもある 三熊野神社大祭が盛大に行われました。

祭典中にも、更新は致しましたが
スマフォの画像フォルダーに警告が出る程、写真を 撮り過ぎまして(;´▽`A``

まぁ、せっかく撮り貯めの様な状態にもなったンで
重複する画像もありますが、未公開画像も交えて、2013年 三熊野神社大祭を...

祭典の足跡

っと 称して 走書きで振り返ってみようかな?
なぁ~~~ンて思い、今回 PCを 立ち上げた所存でございます (;´▽` ははっ

少々長文になりますが
お付き合いできる方々だけ、お付き合いくださいませっ<(_ _)>



4/5() 前夜祭

個人的な事ですが 今年は、仕事の都合が合わず。。。
残念ながら、前夜祭は、参加できなかったオイラ..... ( - " - ;A ...

しかし、現状を 受入れ前夜祭は
ここ横須賀に鳴り響く太鼓と笛の音色を 聞きながらの ソワソワ業務でした。

唯一、天候に恵まれた日だっただけに
非常に辛かったですが しょうがありませんねっ (;´▽`A`` 大汗

帰宅できたのは Pm 20:30 頃かな?

もう終盤を 向かえていたんで 自宅待機。。。
台所で、明日の準備を していると 馴染みの衆が突然訪れ .....

酔い潰れ選手回収命令ぃ~~~ (滝汗)

コンビニの裏に 放置PLAYとの事でしたンで
大慌てで 3名連れて車に乗り込み 馴染みの対象人物を 救出に向かいました ☆

現着すると 1名寄り添いが居れくれたンで
回収作業?(笑) は、非常にスムーズに 終了し自宅に宅配 (爆)

汚物が法被に付着した状態でしたが
玄関に放置し、玄関間マットを 毛布代わりにかけてあげ、任務完了!
事無きを得ました☆

祭典初日は免疫力が無いんで
結構、お酒がまわってしまう事 多いンで しょうがないっすねっ☆

ってことで、ちょっと変わった祭典の初日を
迎えたわけですが、少し接点持てたかな?って感じでしたね (*´σー`)



.....................................................................



カンッ! ( 心の中で拍子木を、うってください )笑



4/6(

AM 4:00 起床で稽古場集合。
朝食の準備 。。。 そして、枠上げの時間を 迎える事が出来ました 。

稽古場を 出た正面にある 凧昇さんの ボンボリが綺麗です。
( ´艸`) 実は、取締のリクエストで、この写真を おさえる様に言われていたんですがね☆


そして無事に、枠上げがされました ((^┰^))ゞ
若い衆、今日1日 大変ですが宜しくお願い致します。


初日の余韻を 残しつつ
静寂に包まれた 横須賀の町に朝の太鼓が鳴り響きます。

ここで、
今年 我々裏方さん役の TOP 取締に御挨拶。


「 昨日は不在で申し訳ありませんでした。本日から宜しくお願い致します。」

馴染みの方々でも、
一応祭事ですんで、御挨拶は大切です。。。☆ (〃'∇'〃) ☆


そして、何事もなく 通常通り
祢里を 引き回す事が出来、1日目の朝祢里は無事終了。

若い衆が昼の準備を している間に
我々は、立酒の準備班、車両進入禁止の看板等の準備を 整える事に。。。


準備に出ていると、立酒の時間には立ち会えない為、
帰り道、 既に枠上げを 終えた自町の祢里に遭遇ぅ~ (;´▽`A``

最初の会所 松室神社で役太鼓中でした。


雨天が心配されていましたが
今の所 雨は来そうもないンで シートはかけていない様です。

土曜日は、祭典に必須な 御挨拶回り( 役回り ) の日。

御挨拶の際は、全員 手拭を とり各会所で
振舞われる 御神酒、おつまみ等を 頂きます。あざっす (_ _)

この日、役太鼓を 披露するのはTOTAL 16ヵ所。
レギュラー選手の子供達は、うかつに祢里から、離れられませんねっ ☆


ちょうど、この頃 御宮様では 今年の順番くじの抽選が行われています。


仕事を 終え帰ってきた 青年幹事に
遭遇したンですがその手には、しっかりと決定した順番の旗が握られていました。



気になる、今年の順番は.................?







十番


ナイスな場所、引いて帰ってきましたねっ!




よく見ると、会所では若い衆... セーブしながら
御神酒を 頂いている事に気が付いたんで、訪ねてみると。。。

「 御宮様までは、セーブ します(笑) 」

っとの返事があり納得致しました。

実は、今年2013年... 我が町は
三熊野神社にて、13年に 1度 当番が回ってくる 大役を 勤める年でして.....☆
その為、若い衆も お酒を 少々おさえていた様です。

その大役と称する当番とは.....









そう... 奉納祭


この奉納祭、毎年 横須賀の各13町が交代で担当し
三熊野神社様に自町の、太鼓や踊り手の舞いを 披露するというモノ(汗)

その為 他町の目もありますしプレッシャーも相当です(大汗)

今年に入って 若い衆は通常より早く
この奉納祭に向け、準備に入り 子供を 選抜し、猛練習を 行ってきました。
その練習の成果を 今日 本堂の前で披露するのです。

この 奉納祭の舞台。。。

13年に1度しか回って来ない為、大変貴重な舞台でもあります。
言い方を 変えれば めったに踏むことのできない舞台という言い方もできます。


実は、オイラ自身 この貴重な舞台を
11歳、24歳、 現役で 2度も踏む事ができた 当たり年でもあった為、練習の際には
若い衆に 色々な相談を 受けました (;´▽`A``

オイラは 重要である 踊り手、
手古舞( ひょっとこ ) が、担当でしたンで 舞台用の舞いの相談を 多々受けました。

選抜された 子供達に舞いを 教えていくのは
非常に根気の必要とされる作業になってきますし子供達と 長い時間
向き合わなくてはいけません。

教えながら自分の舞いも制度を
上げて行かなくてはならない為 大変な事は 若い衆も重々承知の上での相談でした。

実は、この若い衆もまた...

13年前、子供の頃
この舞屋で踊り手を 勤めた貴重な経験値を 持った逸材。

そして、その当時 直接稽古を つけていたのが
何を 隠そう このオイラ だったという事もあり 断る理由もなく 相談に乗りました。

踊り自体、若い衆には 子供の頃 教え切っていたんで
重要な要素になってくる 構成、ストーリー、配置、演出 なんかを 重視しアドバイス。

オイラ 決して大した人間ではないのに
当てにしてくれる若い衆が居るって事は 有難い事ですし正直、嬉しく思いました。

幼少期、手古舞の脇役で 花を 咲かせる おかめ を 踊っていた
同級生も、主婦を しながら時間を 空けて頂き おかめ の指導してくれました。

当時からの 経験を 生かしながら
今の若い衆の意見を 採りいれ、ほぼ毎日になりましたが 若い衆を 裏側からサポート。

若い衆も 自分の子供でもないのに良く向き合っていたと思います。

途中、個人差はありますが、
上達が遅く 子供達にサジ投げそうになった事もあったのも事実。

しかし 若い衆には

※ 自分の型を 100% させようとしても無理だから、
  その子に合った動きを 見付けてあげる目や意識ってのも 教える側には必要な事。

※ 手古舞は、教えながらにして 子供から教わる事が多い為、
  うまく伝わってない場合は 教える側が、もっと向き合わないと理解してもらえない事。

っと言う事を アドバイスとして
若い衆を 送り出したことを こうやって振り返ると 改めて思い出しました。


そして、練習を 重ね。。。


最初はガシャガシャ状態で、踊り以前の問題であった子供達が
舞台用の舞いを 理解し始め、個々に自分の役割みたいな事を 把握し始めたのが...
本番 1週間前 でした 汗

稽古上げの日(本番1週間前)に 自町で 奉納祭での演技を
町の皆様に 御披露目したンですが、その際 遠くの方から見ていたオイラ...。
予想以上の完成度の高さに ...

「 これなら大丈夫っ! 」
っという 確信を 得た事、未だに覚えております☆ そして 迎えた.....





大本番 ((o(゙ε゙)o)) ドキドキ


おかめ 担当の子達も、宮入前は この笑顔 ☆



..... しかし ....


本番が近づくにつれ
随時 緊張気味で 1時間も前から 何度も何度も、お面を 付けたり取ったり..... 
(・Θ・;)


そして今年、
新調した衣装を 身にまとい 手古舞の準備も、着々と進みます


後方を 見ると、御宮には、他町が続々と宮入。
横須賀 13町の 祢里が勢揃いし、枠が下がれば 奉納祭 開始です。


舞屋の周りには 徐々に
ギャラリーも 増え始め、奉納祭の雰囲気が出始めた為 、

裏方さんの 我々が神聖なる
本殿に通ずる石畳の前に陣取り、警備に当たりました。

ついでにパシャリッ☆
東側の衆はいたって冷静。やお だけ顔ンずでかい(爆)


反対側もパシャリッ☆
西側の衆は、少々のぼせてますね(笑)



そして、13町 勢揃いし、枠が下げられ、
舞屋では神主様の お祓いの儀が行われ、本殿の前には... お客さんが...






∑(=゚ω゚=;)






満員御礼

いやぁ~~、踊り手として、ここからの景色は、
何度見ても 絶景ですし 気持ちが高ぶってきてしまいますなっ ヾ(;´▽`A``

そして、一気に 緊張の空気に包まれた舞屋内。




役太鼓  演技開始です。



扇子の使い方、 顔の向きや 2人の呼吸...。

稽古上げが終わっても 制度を 崩さず 本番直前まで
練習を 行っていた 若い衆と この子供達...。その成果が形に表れています!

オイラも 稽古場に行く度に、この扇子の向きについて
指導、修正されていた子供達の姿を 見ていましたので 上達した事が嬉しかったっす。




そして おかめ が舞います



清楚で上品な 名脇役。
身長も大きい子達 2名が選抜されていたンで 非常に見栄えが良かったっす。

この おかめ組

実は、練習の際は 中々 時間が合わず
一緒に 練習する時間が あまり取れずにいたんですが ラスト 2週間になって
猛シャージ的な 練習を こなし本番に臨みました。

そして もう1つ。
この おかめ組、ベースの指導者は オイラの同級生もある 女子なンですが

細かな舞台用の動きに関しては
指導者が別で 大変 口うるさいタイプの方でした。稽古中の指導を 見ていて

「 良く頑張って付いて来てくれたな 」 って 思いました☆

この時 思ったのが あの おかめ指導者の方、
厳しかったンですが 衣装を 付けて踊った際、1番 理に叶った動きとタイミングを
教えていたんだなって確信いたしました。

まぁ... おかめ組の子達は 難しいお年頃の女子なんで
家に帰った際、両親に 「 あの おかめ の先生 ドうるさい~~!! 」 なぁ~ンて 愚痴っていた様ですが
良い経験と言う事で あしからずっ(笑)




そして、大間 の演技


手古舞は 2名での構成でしたので
中々 魅せ方に苦労しましたが 若い衆との話し合いもあり、ちょっぴり.....

イタズラな小僧的な手古舞に

これが見事に ハマり
非常に、いい演出、分かり易いストーリー性が、引き出せたと思います。


続いて やたした の演技


手古舞の 踊り出しを 皮切りに
名脇役の おかめ も、ココで コラボレーション致しました。

まずは、手古舞が全線で舞い
おかめ組 は 後方で 華やかさ&可愛らしさを 演出 ☆

........... そして ...........







手古舞&おかめ 融合の図


この融合、最初は扇子が接触したり
手古舞と おかめ が、接触したり 丸くなって動けなかったりと.....



とにかく ハチャメチャで...(;´▽`A``汗



視界の悪い お面の中から見える景色は
意外と地味で狭い為、4人の距離感が非常に重要で かなり反復練習しましたね。

時間が合わず、おかめ の頭数が りない時は
オイラが おかめ役で 間に入り 練習のサポート役を かって出てやったりしてました。

丸くなって動く為、詰め過ぎず、離れ過ぎずの距離感ってのは
4人が 同じ時間を 共有する中から 生まれるンで かなりの練習量だったと思います。


しかしっ...!


あの練習量を こなしただけの子達です。
本番には、その練習量で、得たモノを 存分に発揮していたと思います!

この 演出の見せ場は 2つ見せ場がありまして

① 手古舞と おかめ組の 楽しい融合的舞い ② 融合から 1周 してぇ~~のぉ~~~









おかめ TIMEぅ~~ (´ω`) 可愛いぃ~~~~~~


何とも 御上品で清楚な舞いじゃないですか☆

実は、この時 オイラ 、今までの練習の光景で見てきた子供達の映像が
フラッシュバック していまして...、 涙が溢れ出そうになりながら演技を 見てました。

我々の仲間内の中には、涙を 流しながら
この演技を 眺めている方も居て、もう 感無量状態でしたねぇ~~~ (ノω・、) ううっ

本当に頑張って来たと思います。
奉納での子供達の演技は ここまでと言う事で、子供達に言うのも アレですが
心からっ!ありがとうございます!


........... そして 大人が舞う時間 ...........





馬鹿囃子ぃ~~~~




この若い衆、13年前 子供の手古舞として
舞屋に乗った連中で、この舞台を 満喫している様にも見えました☆

実はこの2名、兄弟でして
稽古場以外でも練習していたそうです!大したもんです!

この馬鹿囃子の構成は先代の方々が舞った頃から
2名での舞いなンで、そのまま採用し こだわったのが 踊り方です!

オイラも含め ココの舞台を 踏んだ歴代の手古舞が舞った要素を
全て採りいれての舞いでしたンで 非常に有難かったですし、感動いたしました。

フッと横と見ると ちょうど真横に、オイラが子供の時、同じ様に
この馬鹿囃子で舞った先代手古舞様が見学していらっしゃって、この舞いの要素を
しっかり説明させて頂くと 涙を 浮かべておりました。

首の振り方、扇子の返し、リズムの崩し
休まず舞い続ける感じ... 正に、昔ながらの要素が詰まっていました。

お見事でした! ヾ(_ _*)

リメイクって言うのかな?
分かり易く言うと、復刻版の舞いが ココで 蘇った瞬間でもありましたね。

一般の見学者が、子供の舞いを 見ている際にしていた
リアクションとは異なり、踊り出しの迫力、大太鼓の連続バチ入れ、摺り鉦の調子
威勢の良い掛け声に完全に飲み込まれておりました。

してやったり って感じっすね!☆

観客からは
「 やっぱり巧いわぁ~~ 」 「 上手に踊るねぇ~~ 」 など、
絶賛の声も 多々聞かれ裏方として 徹していた オイラですが、たまんなく
嬉しい瞬間でもありましたね ☆


そして、通常なら ココで演技終了って感じなのが一般的ですが、
今回は ちょいと違ってて 拍子木を 1度はさみ、再び太鼓は大間に... ~(・・?))


今回の奉納祭で 最大のミッションでもあった おおとり を 勤める
手古舞が 登場するなンて 自町以外の方々は予想もしていなかったでしょうね☆



周りで見ていた一般の方々&他町の方々も含め
声を 揃えて 「 何?何? あの手古舞? 」 なンて声が立ち始め
舞屋の下は ざわつき状態。

それもそのはず。
一般的に、使用されている火男の面とは異なる面が登場したんですから☆

その正体は。。。。。









赤面


この面の コンセプトは 『 酔っ払い 』 だそうです(爆)
手拭も赤、扇子も紅白の色が真逆で 何とも奇妙です(笑)

出だしの 演出も酔っぱらった風に 登場し
一見、ホントに 面に合わせた感じで 酔っ払いが踊ってる舞いかと思いきや

この舞い...

我々 河原町に、代々から伝わる
動きが、全て採りいれられていたんですよ~~~~ ヾ(〃^∇^)

それは..........










伝統の縦踊り
 

代々、伝わる 上下に動く縦踊り。。。
扇子を 上げながら腰を 落とす動き。扇子の下を どうだっ!
って風に見せつける仕草。

まさに、昔から伝わるこの決めポーズ。

そこに、アレンジとして 加えたのが、
この面にマッチした 動きと言う事で 酔っ払い って風になったンです(笑)

実は、この舞いに関しては 構想を 練る段階から色々ありまして...

最初、若い衆は この面で、新たな舞いを
作って、奉納祭に 望みたいってことで 話しを 進めていました。


基本、若い衆の勢いは 尊重すると言ったスタンスでしたんで
我々は、新しい事するにしても 歴代の舞いを 沢山見て 目を 肥やすのも 1つ と言う
提案を 早い時期にしていました。

大太鼓に関しては習いたいと言う要望もあり、幸運にも
エキスパートが、いらっしゃったんで 稽古場にお越し頂き 直接指導頂きました。
本当に良かったです!

手古舞に関しても、歴代の方々を お呼びして
皆様 もう ある程度お年を めしてらっしゃるんンで 踊れはしないにせよ
参考になる意見や知恵みたいなモノは得る事できるのでは?

ってことで、現役の若い衆達にも
事にの稽古始前に話しを し 勧めておいたのですが..... 何の要請もなく時間だけが
過ぎて行き、途中 結構最悪の状況になっていたのも事実で...


参りましたが...


聞いてみると、あまりに オリジナルに、こだわってしまい
本来の方向性を 見失ってしまっていた状態でした っとのこと。。。




Σ(|||▽||| ) げっ




個人的に取り締まりにも相談したんですが
この相談を 若い衆から受けたのが 本番 1週間前で、もう時間が無さすぎ(大汗)

結局、タイミングを 外し過ぎた若い衆に
オイラが 間に入り 軽めの お灸を すえて 後押しする様な格好になりました。

その時に 言った事なんですが...

オイラ
※ 別に、面が新しいからって 舞いまで変える必要があるのか?
  今のタイミングで、そこに時間を、費やしてるンなら 間に合う訳ないと思うぞ。
  奉納祭は町全員のモノ。 個人の構想だけでは成り立たないぞ。
  
  何が言いたいかと言うと...

  先代の教えを 無視してまで新しい事するのは良いが この状態では、
  失礼に値すると思う。

  それだったら 先代方のしていた動きを
  もっとマニアックに練習して、見せた方が 皆様は納得すると思わないか?

っといった風な
非常に、うさん臭い事を 偉そうに言ってしまいました(汗)

これを 言えたのには理由もあります。

過去 オイラが現役で踊っていた時期、当時の方々が 川越市に伝わる
白狐の舞いを 我が町に採りいれようと言う話しがあったんですが...

川越まで指導を 受けに行って
自町の方々にまで、御披露目し認知して頂いたんですが 最終的に断りました。
理由は上記に書いた通りです。

先代方に教わった舞いを 無視してまで やる価値は無い!
っと言う事に気が付いたからです。

その経験談も含め今の若い衆に話しました。すると...


若い衆
※ そうですよねっ! 何か、スッキリ っす! 色々申し訳なかったです。


案外簡単に スイッチ ON! って感じでしたねっ (爆)

でも、底辺と言うか、基本と言うか、土地柄と言うか...
色んな個性が、ひしめく ココ 横須賀において 大事な事を 気付いた瞬間.....
だったンじゃないかな?って感じです。



そして 今回奉納された赤面の舞い


色々 ありましたが 若い衆なりに
頭を ひねって、悩んで... いい舞いに仕上がったんでは無いでしょうか?☆
先代の方も、ホントに喜んでらっしゃいましたよ。

個人的にも 様々な感情が交錯し
ただ見るだけではなく、舞屋には居ませんでしたが、裏方として一緒に参加できた
素晴らしい奉納祭だったと思います。


そして大喝采で無事
2013年 河原町奉納祭は演舞を 終了する事が出来ました!
若い衆、子供達、本当にありがとうございました ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


13台の祢里も
一斉に各会所に御挨拶回りの為、枠上げです。


この時間帯から 心配されていた
雨が降り出し、華やかな祢里には、シートがかけられ 滝打ち修行状態に...

小さい子供さんが居る方や
御年寄り、女性には、ちょいと厳しい状態になってしましたねっ。

裏方の我々は 各所で昼飯の準備等で
走り回っておりましたが 雨が降ろうが御構い無しなのが横須賀っす。


足袋に、雨が染み込んで 冷たいンですが
各町の会所に向かい、役太鼓を 披露致しました。

雨に打たれながらの役回り...
何度も 心が折れそうになりながら 皆さん 良く頑張りましたねぇ~~ (;´▽`A``

その甲斐あって、何とか
13町全ての町に 役太鼓を 披露し無事 役回りを 終了できることが
出来ました (_ _) あざっす


役回りが終わると、毎年恒例なンですが
新屋町との 競合いが待ち構えております。今年も小柳屋さん前で炸裂です!



ってか、横殴りの雨に打たれながらの競合い。
かなり寒かったンですが、この熱気に 寒さは忘れて大騒ぎっすねっ☆



そこに居た馴染みの女子も 皆、笑顔でパシャリ ♪


化粧が落ちちゃいそうでしたが
そこは、お祭りってことで 見栄えは気にしない?って感じっすかな?(笑)

そんなこんなで、大盛況のうちに
新屋町との競り合いは 終了致しました。お疲れ様でした (_ _) あざっす




稽古場に戻る頃...
先程から降り続いている雨の勢いが増し、更に風も吹き始めました(汗)
正に滝打ち修行&寒稽古です。

その為、急遽枠上げを 30分ずらし
我々にも体を 温める時間を 取締から頂く事が出来ました。あざっす!

そして、完全雨対策武装した状態で.....








大雨の中 宵宮


ってか、天気予報では
外出を 控えてください と言う警告まで出ていたんですが 出しちゃいました☆

よっぽどのことが無い限り
横須賀は中止にはならないンで 出すとは思っていましたが...



想定外の暴風雨直撃



さすがに、冷え込みがハンパじゃなかった為
何とか自町の本通りだけは祢里を 引くことができましたが ..........

あまりの寒さに 時間短縮で帰路に着く決断が下されました。

時間短縮は 残念でしたが
体調不良も心配ですし日曜日も あるンで 良い判断だったと思います。

ってことで 短縮は致しましたが
宵宮の方、枠下げとなりました。 皆様 お疲れ様でした。<(_ _)>




.....................................................................



カンッ! ( 再び心の中で拍子木を、うってください )笑





4/7() 本楽


本楽の朝は 雨は上がっていましたが
どんより気候で、冷え込みがきつかった様な気がいたします。

昨日までの雨が続いていたら、どうしよう?
って思っていましたが、何とか上がってくれていたんで 一安心。

河原町の橋に飾れていた
各ボンボリは 御覧の通り... Σ(゚д゚;) 汗 凄い爪跡ですなっ...( ̄▽ ̄;)



この日、オイラは朝の
おでんを 振舞う為、先回りし おでんの準備を しておりました。

さすがに この冷え込みでしたンで
あったかい おでん は、人気アイテムになりましたね。

食べ物を 振舞うのはいつも1番体力を 使う若い衆からです。

曲がり間違っても 先に手を 付ける様な事は してはなりませんので 暖かいうちに
サッサと 振舞いました。

我々は、裏方なんで 余りものを つつく程度で十分なんです。

そんな感じで、毎年 日曜日の朝に回るルートを回り
帰路に着くんですが... ここにきて とんでもない爆風が吹き始めました。


稽古場に帰り、立酒が行われる間に祢里が並ぶ際に
必要な行列の順番札を 蓮池に設置しに行くんですが、凄いの何のって(大汗)

順番札を 設置し終えたのは
蓮池に自町の祢里が到着する15分前 ぐらいの事でした。間に合って良かったです

ってか.....






そばまで来てました(;´▽`A``


続々と蓮池に 13町の祢里が集まってきます。

毎年、見ているんですが
順番が変われば見栄えも変わるんで 何度見ても飽きないっすねぇ~~







綺麗っす! (*´σー`)

少し、はっきりしない天候で 1番祢里の前で
各町の幹事&取締が 簡単な話し合いを しておりました。



Σ(・ω・ノ)ノ おっ!





取締も参加中でした☆ 飲みながらでしたが... 何か? (笑)


先は長いンで
あんまり飲み過ぎない様にして下さいよ~~ (笑) 取締ぃ~~☆

そして自町に戻ると.....
若い衆が枠上げ前の、悪戯を しておりましたので...



パシャリ ☆

見苦しいンで、サムネイルで表示致しました。
画像を ポチッとすると拡大されます




そして定刻になり、蓮池では
1番祢里から順に枠上げがされ 今年の祢里行列が STRAT 致しました。





絶景ですな


枠上げがされると
家で、くすぶっていた まだ小さい幼児達も .......... (笑)


☆ 御覧の通り ☆


平然と行われていますが、歴史は深く
ホントに 江戸の文化を 現代に残して来たんだなって感じっす。


途中.....


中堅の若い衆が増水中の新橋で
魅せた 寒中水泳パフォーマンス? 大爆笑でした ☆

(こちらも画像をポチッとすれば拡大できます)

若いって、素晴らしいっす(爆)

しかし....

一応、悪戯が過ぎた事を察したのか?
散々、河の中で はしゃぎ回っても最後には...














反省の舞い?


何でもかんでも、祭りに関連付けて
片付けてしまうあたり... さすが横須賀っ子です!(爆)



...................................................




しばらくすると




神様のはからいでしょうか?
雨の心配が なくなり 各町シートが徐々に外され 本来の華やかさが戻りました。




御神体を 見送ると 待ちに待った
三熊野神社前の 大盛り上がりエリアに 差し掛かります!

この頃には、完全にシートは外され祢里は本来の姿に...
爆風だけは残りましたが 大雨に比べたら、よっぽどマシです☆



そして、御宮様前...




奉納祭で御披露目した 赤面を ここでも使用。


今日イチの 盛り上がりです!

もうだいぶ、赤面
目に馴染み、踊りも板についてきましたね☆



祢里の上で踊っても なんら違和感はないですし
ココの町には 赤面って言う 独特の踊りがあるだぁ~ って感じでした。

この頃、引き手の方はクシャクシャの大盛り上がりで
見ている お客さんも皆 いい笑顔で このバカ騒ぎを 御覧になっていましたよ。
観客だけではなく... もちろんっ!







引き手の方々もですがねっ


みんな、いい顔してますね~~☆
この周りを 巻き込む様な、一体感が ココ横須賀の祭典の魅力ですな。

御宮様も きっと
喜んでくれていたと思いますンで 大変いい 宮前でした! あざっす。

その頃、ちょうど一通り任務を 終え
取締が 戻ってきたんですが、朝の心配が 現実のモノになっているとは..wwww




Σ(゚д゚;) ぬっ!ぬおっ!











見事な 仕上がり (爆)


かなりいい感じで出来上っていらしゃいましたねっ☆

久しぶりに、この様な表情の取締を 目の当りにしたンで
何だか、一瞬 若い頃を 思い出してしまいました。 お疲れ様でした

その後、祢里行列は 順路に沿い
横須賀全体を 練り歩くんですが かなりの強風が吹き荒れ
歩くのにも辛い状態に...(滝汗)

西を 回る際は 向かい風でしたンで
非常に疲れと寒さが重複する厳しいコンディションでした 。


そして.....

時刻は夕方になり、
夕方の、祢里絶景ポイント 大工町に 各祢里が並びます.....☆






素敵っす ()




江戸の香りが プンプン いたしますねっ ☆

ココを 終えれば いよいよ 残すは夜の部のみ...。
少し、淋しささえ 感じるンですが 疲れもピークですンで 複雑っすね。


っで.....



間も無く枠が下げられ
横須賀の町は一瞬静寂に包まれ、夜の部の準備にとなりました。


正に、極寒の祭典。
こんなに寒い祭典も、過去あったかな?って感じでした(滝汗)

手はかじかみ、感覚は無くなり
法被の下に、雨がっぱを 着て寒さを 凌いでいましたが キツかったっす。

しかし、この時間 我々裏方は
子供達の夕食を 準備していた為 とにかくバタバタでしたがね。

準備を 終えた若い衆にも
夕食を 配り終え やっと我々が 夕食にあり付けますが 既に枠上げ間近。
まぁ、こんなもんでしょうね☆

我々は あくまで裏方さんなんで
のんびり 夕食なんて 食べられましぇ~~ん ...(笑)


そして、いよいよ.....







夜の部開始


提灯にも 灯が燈り 千秋楽の雰囲気を 演出。
実に、いい眺めです!

人が密集しているンですが 寒さは容赦なく
我々を 襲い、我慢大会的要素が満載の祭典最終日に、なっていきました (泣)

そして 今まで何処に居たのか?

分からないぐらいの人数が この時間になって増え始め、我々裏方さんは
安全面に細心の注意を 払いながら祭りを 楽しんでおりました☆

若い衆の勢いも増し 夜の祭りを 満喫しております。


軍全町を 曲がり、メインの 本町通りに差し掛かる際
見せ場でもある スンエン電気交差点があるんですが そこは毎年、若い衆が
年の若い順に枠に乗せてもらい功績を 労ってもらえます。

大盛り上がりで スンエン交差点に差し掛かり
予想通り 若い衆が 枠の上で 個々に素晴らしい笑顔を 振り撒いていきました☆

オイラが現役の頃も ココで 大変いい思い出を
作らせて頂いたンで、裏方になって、現代の若い衆を 見ていると何だか.....
微笑ましいです。


我々は 夜に関しては全員に
千秋楽シフト と称して警戒の為、配置が決められております。

トイレ等、用事が無い限り
決められた場所に張り付いて居なければなりません (⌒^⌒)ゞ

オイラは、祢里の真横が持ち場でしたので
それなりに身近で体感できたし皆の表情が良く見えてましたんで
持ち場を 楽しんでおりました。

すると...
1名の若い衆が、オイラに声を 掛けて来ました。


オイラ
※ どうした?

若い衆
※ 取締さん居ますか?

オイラ
※ 後ろには居ないはずだで取締の提灯を 探してみなっ

若い衆
※ ありがとうございます!


って感じの短い会話でしたが
その若い衆は、人混みを かき分けて多数の提灯の中から 「取締」の文字が
入った提灯を 探しに消えていきました.....

その数分後
この会話の意図が理解できたンですがねっ...☆ ( ´艸`) ぷぷっ


スンエン角の盛り上がりも残りは
青年幹事が枠に上がれば 一区切りって感じになってきた頃です。

何やら枠の周りが ザワついています...。

幹事含め、
複数人の若い衆が枠に乗るのか? なぁ~~んて思って眺めていると...

そこには 今年の若い衆... つまり青年達が仕組んでた
祭典の裏側を 支える我々達に対し、実に粋なはからい(サプライズ)が
準備されておりました。


それは.... ありがとう の意味を 込めて.....
取締を 青年幹事と一緒に枠の上に乗せて上げる事 でした ☆


多分 取締は、急にこのサプライズを 聞かせれ
何だか分からない間に、枠の周辺まで拉致られていたのでしょうね☆

通常、若い青年の衆だけが ココの場所で
脚光を 浴びる事が出来るンですが、取締まで上げるというのは異例の事です。
この際、取締はどう思ったんでしょうかね?

多分、涙腺破壊状態だったに違いありません☆

っとか、思ってたら、枠の周りが賑やかにっ!
いよいよ サプライズ決行の 瞬間がやってきた様なンでオイラも持ち場を
ちょいと離れて取締の勇姿を 眺めに行きました☆



ココからの写真は、ちょっと思考を 凝らし、取締が枠の上に乗る画は
貴重な為、この祭典足跡記事を 読んでる方々にも一緒に楽しんで頂こうと
思いまして... ちょっとだけ 悪戯 させて頂きました ( *´艸)( 艸`*) ぷぷっ

下に大きめの文字で 取締 枠へ乗るの図 って文字があります。

その文字を
PCで御観覧の方は ポチっとクリック。スマフォから御観覧の方は タップして下さい。
取締の勇姿が御覧になれるはずです (*’艸3`):;*。ぷぷっ

※ 注意 ※
下記の文字を ポチっとしないと
お楽しみ画像が、御覧になれないンで、あしからずぅ∼☆

それでは皆様、
ポチっとする準備を して下さる様、宜しくお願い致します。




下コチラの文字を、ポチっと下

取締 枠へ乗るの図 」  しかし...





そして、本町通りを 抜け... 無事宮入
先に宮入りしていた祢里達を 見ながらの宮入でした ☆








綺麗っす!


本堂を 1周すると 幹事&取締が
舞屋の上で、自町の祢里を 迎え入れる為、待っています。


ついでに パシャリッ


ココからの眺めは、
幹事 or 取締を、経験しなければ、見る事が出来ない貴重なモノです ☆

それを 今回 ちょいと舞屋の後側に
廻り込ませて頂き、勢揃いした祢里の姿を 撮影させて頂きました。
ありがとうございます!












THE.勢揃いの図


実に 「 祭り臭 」のする祭りって言うのかな?

江戸時代から平然と行われてきた三熊野神社大祭。
現在も形を 変えず、ほぼそのままで ここ横須賀に残っている事が
再確認される瞬間でもありますね。


13台の祢里が揃い
いよいよ 千秋楽を 行う為に、本堂側の祢里から順番に枠下げを 行い
御宮内は一時静寂に。。。

各方々の御挨拶を 頂き、青年幹事のTOP 幹事長からの挨拶も無事終了。
手締めを 行う時がきました。。。








..............................................











『 よぉ∼ぉっ!  シャンシャンシャン シャシャシャンシャンッ 』


各町、祢里の後ろで待機していた
小太鼓、大太鼓、手古舞などを 担当する子供達が 祢里に駆け上がり
我先に状態で 鳴り物を 鳴らし始めます。
((((((ノ゚⊿゚)ノ ぬおぉぉぉ






..... そして .....













凄まじい歓声と共に
13の町、全町の枠が上げられました! (* '▽' *) わぁ~


こっ... これが、正しくっ...
















THE.千秋楽



枠が上げ直後から 遠い順に御宮様を 後にします。

この狭い神社に、一体何人居るのか知りませんが、
よくも こんなに大勢詰め込む様に人が居ても祢里が通れるな∼∼
って、毎年 思いますねっ。

人だらけですが、我々裏方さんは
最低限の導線を 確保し、転倒する可能性のある引き手の方々に注意を はらい
祢里を コントロール。

何度、やっても難しいっすねっ☆

結果的に、無事 御宮様を
出る事が出来ましたンで大変でしたが 良い千秋楽を 行えました。
裏方の皆様、お疲れ様でございました!



本当に今年は、寒くって冷たい祭りでしたが
無事 千秋楽を むかえる事が出来て、良かったです ☆

個人的には、奉納際 っていう事で
若い衆とは沢山、接点持って色んな面で いい思い出になったのでは?
って、振り返っています。

そして、何よりっ!

若い青年衆ぅ∼!
見事、3日間やり切ってくれたことに我々は、とにかく感謝です!

こればっかりは、若い衆の 力が無ければ
始まりませんし、継承されていけませんので これからも宜しくです。

そして我らが親方、取締ぃ∼!

この足跡記事、どんな思いで見ているのか?
分かりませんが、まずは 色々有難うございました!(_ _)ペコ

至らない点が多く
まだまだ御迷惑掛けると思いますが、この先も宜しくです!
本当に 3日間お疲れ様でした!

そして、横須賀の皆様っ!
土曜日、日曜日は 大変厳しい寒さの中 大変お疲れ様でした!
素敵な思い出を有難うございました


これを もって
2013年 三熊野神社大祭 足跡の記事 終演とさせて頂きます。
お付き合い頂き、有難うございました。

この「 旧駄菓子屋さんメモ」は、削除せず
祭り時期だけ、登場する めでたい日記と言う感じの括りにし、しばらく放置して
置きますので、暇ならまた寄ってやって下さい。

それではっ (( ヽ(o^ー゚) またどこかでっ










☆ 旧駄菓子屋さん ☆  


Posted by 永遠の腰元 at 16:15Comments(0)